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副業の確定申告は必要?20万円ルールを正しく理解する【2026年版】

2026年4月9日 公開 | DevTools Japan

副業を始めた方が最初にぶつかる疑問が「確定申告って必要なの?」ということ。よく聞く「20万円ルール」は正しく理解しないと、思わぬ税金トラブルになることがあります。この記事では、副業の税金の基本ルールをわかりやすく解説します。

20万円ルールとは?

会社員(給与所得者)が副業をしている場合、副業の所得が年間20万円以下であれば、所得税の確定申告は不要です。これが「20万円ルール」です。

重要なポイント

所得の計算方法

「所得」は「売上(収入)」から「経費」を引いた金額です。

計算例

例1: Webサイト制作の副業で年間売上50万円、経費(PC・通信費・サーバー代等)が35万円の場合

所得 = 50万円 − 35万円 = 15万円 → 確定申告不要(20万円以下)

例2: プログラミング教室の副業で年間売上40万円、経費が10万円の場合

所得 = 40万円 − 10万円 = 30万円 → 確定申告が必要(20万円超)

住民税の申告は別途必要

20万円ルールで確定申告が不要になっても、住民税の申告は必要です。これを知らない人が非常に多いので要注意です。

住民税は市区町村に申告します。お住まいの市区町村の窓口で「住民税の申告」を行うか、eLTAX(地方税ポータル)で電子申告できます。

副業が会社にバレない方法

副業が会社に知られる最も多い原因は「住民税の通知」です。副業で収入が増えると住民税が上がり、会社の経理部門が気づく可能性があります。

対策: 住民税の普通徴収を選択する

確定申告の際に、住民税の納付方法で「自分で納付(普通徴収)」を選択します。これにより、副業分の住民税は自分で直接納付することになり、会社の給与天引き額に影響しません。

ただし、市区町村によっては普通徴収に対応していない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

副業の税金はいくらかかる?

副業の所得にかかる税金は、本業の給与と合算した総所得に対して累進課税で計算されます。

課税所得税率控除額
〜195万円5%0円
195〜330万円10%97,500円
330〜695万円20%427,500円
695〜900万円23%636,000円
900〜1800万円33%1,536,000円

例えば、本業の課税所得が350万円(税率20%)の方が副業で50万円の所得があった場合、副業分にかかる所得税は概算で約10万円(50万円 x 20%)+住民税5万円(50万円 x 10%)= 約15万円です。

副業の税金を具体的に計算してみましょう

確定申告シミュレーターで売上・経費を入力すると、所得税・住民税・手取り額がすぐにわかります。

確定申告の時期と方法

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まとめ

※この記事は一般的な情報提供です。個別の税務判断は税理士にご相談ください。