強度・エントロピー・推定解読時間をその場で判定(完全ローカル)
入力したパスワードがどれくらい安全かを、その場で判定する無料ツールです。文字種(大文字・小文字・数字・記号)の有無、文字数、エントロピー(bits)、推定される解読時間、そして0〜4の強度スコアをカラーメーターで確認できます。よくある弱いパスワードや、連続・繰り返し・キーボード配列(qwertyなど)といった危険なパターンも自動で検出し、具体的な改善のヒントを提示します。
使い方はかんたんです。入力欄にチェックしたいパスワードを打ち込むと、リアルタイムで診断結果が更新されます。「表示」ボタンで入力内容の表示・非表示を切り替えられるので、打ち間違いの確認にも便利です。重要な点として、入力したパスワードはお使いのブラウザ内だけで処理され、サーバーや外部サービスへ送信・保存されることは一切ありません。ネットワークを切断した状態でも動作するため、実際に使っているパスワードを安心して入力できます。
新しくアカウントを作るとき、既存のパスワードを見直したいとき、社内やチームでパスワードポリシーを検討するとき、パスワード管理ツールで生成した文字列の強度を確認したいときなどにお使いいただけます。逆に、思いついたパスワードがなぜ弱いのかを理解する学習用途にも役立ちます。
このツールは、パスワードに含まれる文字種から「1文字あたりの候補数(プール)」を求めます。小文字26種、大文字26種、数字10種、記号は約33種として、使われている文字種の候補数を合計します。そのプール数を底として文字数の分だけ累乗した組み合わせ総数の対数(log2)を取ることで、エントロピー(bits)を推定します。エントロピーが大きいほど総当たりで見つけるまでの試行回数が増え、解読が難しくなります。
| スコア | エントロピー目安 | 評価 |
|---|---|---|
| 0 | 28bit未満 | 非常に弱い(すぐ解読される恐れ) |
| 1 | 28〜35bit | 弱い |
| 2 | 36〜59bit | 普通 |
| 3 | 60〜79bit | 強い |
| 4 | 80bit以上 | 非常に強い |
ただし、エントロピーが高く見えても危険なパスワードはあります。そのため本ツールでは、よくあるパスワードの小さな辞書(password、123456、qwerty など)との一致、同じ文字の繰り返し、連続した文字や数字、キーボード配列に沿った並びを検出した場合、スコアを引き下げて警告します。理論値だけに頼らず、実際に破られやすいパターンを避けることが大切です。
解読時間は「攻撃者がパスワードのハッシュを入手し、GPUで高速に総当たりする」という保守的な前提での概算です。毎秒およそ100億回(10^10)の試行を想定し、エントロピーから平均的に見つかるまでの時間の桁を推定して表示します。実際の時間は、攻撃手法、パスワードの保存方式(ハッシュアルゴリズムやソルト・ストレッチの有無)、ハードウェア性能によって大きく変わります。あくまで安全度の相対的な目安としてご覧ください。
最も効果的なのは「長さを増やす」ことです。文字種を増やすよりも、文字数を増やすほうがエントロピーを大きく高められます。目安として、大文字・小文字・数字・記号を混ぜたうえで12文字以上、重要なアカウントでは16文字以上を推奨します。名前・誕生日・辞書に載る単語・電話番号・qwertyなどの配列・123456のような連番は避けましょう。覚えられない場合は、無関係な単語をつなぐパスフレーズにするか、パスワード管理ツールで自動生成し、サービスごとに使い回さないことが安全です。