ひらがな・カタカナをローマ字(ヘボン式 / 訓令式 / 日本式)に変換
ひらがな・カタカナで書かれた日本語を、ローマ字(アルファベット)に変換する無料ツールです。入力欄にかなを入力すると、その場でリアルタイムにローマ字へ変換されます。パスポート(旅券)や在留カードの氏名表記、外国人向けの案内・名刺・看板づくり、日本語学習など、幅広い場面でご利用いただけます。インストールや会員登録は不要で、変換はすべてお使いの端末内(ブラウザ)で完結します。
ローマ字方式は「ヘボン式」「訓令式」「日本式」の3種類から選べます。あわせて、長音(伸ばす音)の書き方(マクロン ō・省略・oh表記・そのまま)、大文字・小文字、撥音「ん」を m と書くかどうかなども切り替えられます。変換したローマ字はコピーボタンでワンタップで書き出せます。
日本語のローマ字表記には主に3つの方式があります。パスポートや道路標識など公的な場面で最も広く使われているのがヘボン式です。訓令式は日本語の五十音の規則性を重視した方式で、学校教育でも扱われます。日本式は訓令式に近いものの、ぢ・づ・を などの歴史的な区別を残すのが特徴です。
| かな | ヘボン式 | 訓令式 | 日本式 |
|---|---|---|---|
| し | shi | si | si |
| ち | chi | ti | ti |
| つ | tsu | tu | tu |
| ふ | fu | hu | hu |
| じ | ji | zi | zi |
| ぢ | ji | zi | di |
| づ | zu | zu | du |
| を | o | o | wo |
| しゃ | sha | sya | sya |
| ちゃ | cha | tya | tya |
| じゃ | ja | zya | zya |
小さな「っ」は次の子音を重ねて表します。たとえば「がっこう」は gakkō、「きって」は kitte となります。ヘボン式では ch の前で t に置き換え、「まっちゃ」は matcha、「いっち」は itchi のように表記します。
「ん」は基本的に n と書きます。ヘボン式ではオプションで、b・m・p の前だけ m と書けます(例:しんぶん=shimbun、なんば=namba)。また母音や y の前では区切りをはっきりさせるためアポストロフィを付けて n'(例:しんや=shin'ya)とします。
「おう」「こう」などの伸ばす音は、方式に応じて表記を選べます。マクロン式では tōkyō・kyōto のように母音の上に横線を付けます。旅券式では長音を書かず tokyo とします。氏名のオ段長音のみ oh と書く方式(おおの=ohno)も選べます。「そのまま」を選ぶと toukyou のようにかな通りに出力します。カタカナの長音符「ー」も直前の母音を伸ばす音として扱います(コーヒー=kōhī)。
「きゃ・きゅ・きょ」などの拗音は1つの音として、きゃ=kya、しゅ=shu(訓令式では syu)のようにまとめて変換します。ファ・ティ・ディなど外来語で使われる音も一部対応しています。
日本のパスポートは原則ヘボン式で、長音は表記しません。「さとう」は SATO、「ゆうこ」は YUKO となります。ただし氏名のオ段長音(おお・おう)に限り、希望すれば OH と書けます(おおの=OHNO、こうの=KOHNO)。本ツールで方式を「ヘボン式」、長音を「省略」または「oh表記」、大文字を「すべて大文字」に設定すると、パスポート向けの表記を手早く確認できます。実際の申請時は、必ず外務省・各都道府県の窓口の最新の表記規則をご確認ください。